2015年12月19日

リペア便り・トップ板浮きの修理・アコギ編

こんにちは〜!いよいよ寒くなってきました。最近は「高槻にギターのリペア出来るところがあったんやぁ!」とよく言われています。本当に今年後半はリペア依頼が多くて、新しいお客様との出会いが新鮮でございました。ムジカは2009年誕生時はヒグチがリペアもしていましたが、今は全てプロクラフト、リペアマンの松原氏にお任せしております。リペアに関しましてはヒグチは受付と状態を見るだけでございます。
 さて、そんな中この1本でございます。70年代の庄司正雄氏製作のアコースティックギターです。以前にもシャーラーペグの取り付けでお預かりしました。
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もう何といってもこの見た目のインパクトがすごすぎます。メヒーコ!マリアッチ、ルチャリブレ、マスカラス、ドスカラス、トルティーア、タコス、ナチョス、エル・サント、ありとあらゆるイメージが湧きおこります。グラン浜田もビックリでございます。
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しかしながら、見た目とは裏腹に?その材料は極上でございます。柾目のハカランダでしょう。もちろんオール単板、指板はエボニー、インレイは独特で人のまねはしない気迫が伝わってきます。このあたりは飛び技だけでなく、基本のグランド技、ストロングスタイルのレスリングも出来るといったところでしょうか。
オーナーは「当時、マーチンより高かった。」とおっしゃってました。それにもビックリしましたが、マーティンを買いに行って、こっちを選ぶオーナーのセンスに脱帽でございます。
 話が完全にそれてしまって、読者の方の多くがこのあたりで読むのをやめってしまっている感もありますが、本題でございます。このようにトップ板が浮いています。
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長年の使用で塗装も変色しております。
で、リペアから帰ってくると。。。
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しっかりと接着され、塗装面もきれいに、さらにブレーシングの再接着も行いました。
このギターはバリバリに現役で使用されています。ちなみにオーナーはギターの達人で、とてもスゴい人なんです。このギターなんで分かる方には分かるのかもしれません。
高槻ムジカギター http://musica09.sakura.ne.jp/
posted by 樋口昌紀 at 12:49| Comment(0) | TrackBack(0) | ギターリペア
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