2015年12月10日

リペア便り・瀕死のマーティンギター。

こんにちは。さて、今日もリペア便りでございます。今日はアコースティックギター界のキング、マーティンです。ギター弾きなら誰もが一度はマーティンに憧れる。あ、ティンね、ここはこだわってティンで行きます。
運び込まれたマーティンは重傷、諦めて捨てる人もいるんじゃないかと思うほどの状態でした。
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正面はまだ普通ですが。。。
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裏板ははがれ、ガムテープがえらい事になっています。もちろん全く意味なく、ただただベトベトでございます。。。
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それでも弾こうとしたのでしょう。サドルは削られています。もちろん、とても弾ける弦高ではありません。
これは大手ショップは断るかもしれない。「新しいの買いましょうよ!」って。
早速、松原氏に相談しました。「ん〜〜なかなかキツいけど行けますよ。」と、さすがの回答。で、3週間ほどで、、、
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この状態!素晴らしい!
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ヒールブロックの接着面が狭かったらしく、内部構造を改良し、ビス止めの後、同じマホガニー材で埋めてありました。
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弦高は適正値に戻り、サドルに高さも出ました。スーパーリペアです。コスト面も考えたうえで、このギターに最もふさわしい方法でリペアされていると思います。(再塗装はしていません。)
さらに驚いたのはサウンドです。これマーティンの中では低価格帯のギターなんですが、ふくよかにしっかり胴鳴りしております。これにはさすがマーティン、腐っても鯛。このリペアで剛性が増し、さらに良くなっている気もします。これは嬉しいぞ!絶対に喜ぶぞ。(^O^)/
高槻市ムジカギター http://musica09.sakura.ne.jp/
posted by 樋口昌紀 at 16:26| Comment(0) | TrackBack(0) | ギターリペア
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