2016年02月02日

常に「今のところは、」を心がけています。

いまだPC環境復旧せず、メールの送受信が出来ません。申し訳ないです。新しいPCを発注しておりますが、なかなか届かないんですよね。。受注生産なのか?って思ってしまう今日この頃でございます。
 ギター教室を開講しまして19年、「先生!」と呼ばれることも多くなって参りました。年齢的にもいい年ですし、ジュニアギターの保護者の方よりわたしのほうが年上という事も多いです。
 習いにこられる方は、初心者の方が多いわけで、おまけに「先生」などといわれ続けますと、パワーバランスはこっちが上になってしまいます。いくらでもエラソーになれるわけです。
 わたしが教室をはじめたのは21歳、習いにこられる大人の方はほぼ年上でした。経験者や知識のある方、そんな方からの質問、要望に知ったかぶりをして後で調べまくる。そんな事も多々ありました。とてもじゃないけどエラソーには出来ませんでした。でも、今はもうここまで続ける人もあんまりいませんから、ほとんどの質問には答えられるようになりました。(分からない事を「分からない」といえるようにもなりました。)
 レッスンでずっと気をつけている事があります。それは「今のところこう思っている。」ということです。
奏法や理論は変わっていきます。それは私たちの言葉が口語によって変わっていくように、今の常識はずっと常識ではありません。「地球は平らな板で両端まで行くと滑り落ちる。」昔々そう信じて疑わない人たちがいたのです。わたしの仕事でいいますと、「ここはこうだから絶対にこう弾くんだ」とか「手のフォームはこうでこの角度で弾きなさい」とか、そこには「今まで昔からたくさんギターに真剣に取り組んだ人たちがいました。その人たちはこれが最良といっています。で、わたしも試しました。で、いまのところ私もこれがいいと思っています。でもまだ発見されていない方法があるかもしれない。」という気持ち、謙虚さ、決して慢心を許さない信念が必要だと思っています。
 ギターでいいますと昔は「右手は弦に直角にタッチしなさい。」とどんな教本にも書いてありました。ところが今の教本には「斜めにタッチしなさい。音も良く、弾きやすいから。」となっています。実際、今の実力派ギタリストはそのほとんどが斜めにタッチしています。
 かといってそれが正しいのかも分かりません。変わっていくのですから。人によっても違うでしょう。たとえば100人いて全員にピッタリはまる奏法もないでしょう。
だから、常に「今のところは、」という気持ちが大事なのです。早くPC来てくれ〜!
高槻ムジカギター教室  http://musica09.sakura.ne.jp/
posted by 樋口昌紀 at 11:05| Comment(0) | TrackBack(0) | ギター教室・指導